Caprice裏話①
というわけでCaprice本編の再掲を開始いたしました。
3月ぐらいのログ(↓)で、
> 本編も章題がすべて何らかの曲名だったのですが、
> それぞれ、歌詞のフレーズやタイトルを作中に織り込んでいます。
とかなんとか呟いているのですが、このシリーズの場合、
「妄想した展開に雰囲気とか合いそうな曲をセレクトする」
↓
「歌詞に応じて本編の展開が細かく決まる」
という手順を取っているため、当初用意したプロットというか妄想が結果的に粉砕された箇所が結構あります。
とりあえずは#1~#4に選んだ章題のせいで、アルヴィンがむっちゃくちゃヘタレになった件ですかね……
歌詞を見るとどれもなんかこう、自己評価がどえらく低いやつですね。
いやお姉さんに弄ばれてるというところから着想したので中身はどっちにしろヘタレであったはずなのですが、妄想だけしていたときは、表面上はマルクスレベルで飄々としていたような気がしなくもなく……どうだったっけ。
#4などはこれを書くまで「怯えては笑ってた」のは女の子だという印象があって、TRPGで使ってるmyキャラにこっそり当てはめたりもしていたのですが、掛けながら書いていたらうっかり筆が滑って、山奥の出身ぐらいに考えていたアルヴィンの生い立ちがものっそい悲惨になってしまいました。ごめんよアルヴィン。
あと、#2までの章題をお見せした時点で「歌のタイトルですか」と日本語が堪能な韓国の方に言われたことは多分忘れません。(笑)そういや超有名なアニソンだったなどっちも。
また先日も書きましたが、#3でヘザーの取った態度が予定外で、着想の柱の一本が大いにぐらつきました。この先4章ぐらいぐらぐらしています。
書き始めるまでプロットや世界設定に終始するという悪癖を打ち破りたいがために、「キャラの同一性と書いた事実の整合性だけ取れればエタらないことを第一目標にする」と掲げたせいでなんか大変なことになってますが、結果的に書き上がったので言い訳はこの辺にする!
よろしければお付き合いください。